卒業式の時のストッキングは何色が良くて、どのくらいの厚さまでならOKなのでしょうか。また、ストッキングだけでは寒い場合どうした良いのでしょうか。
季節的に暖かかったり、寒かったりする季節に卒業式は行われるため、服装には悩まれる方も多いかと思いますので、今回は卒業式のストッキングにまつわる情報をまとめてみました。
卒業式の時のストッキングのルールは?
卒業式の時には履いていっていいストッキングや履いていってはいけないストッキングなどがあるのでしょうか。
元も子もない話をしてしまいますが、実はこれと言ってこのストッキングを履いていってはいけないというものはないです。
ただし、“最低限のマナーを守る” 必要はあります。
例えば、フォーマルなブラックスーツなどを着ていかれるときは、基本的には黒のストッキングは選ばないようするとかです。
これは、スーツもストッキングも黒にしてしまうと、葬式などで喪に服しているような印象を与えてしまう可能性があるからです。
したがって、ブラックスーツを着て子ども卒業式に出席されるお母さんは、ベージュなど、比較的明るめの色のストッキングを選ぶようにしましょう。
また、フォーマルなスーツを着ているにもかかわらず、派手な柄が入っているストッキングなども避けた方が良いでしょう。
マナーという点でいうこともできますが、何よりミスマッチですよね(笑)
子どもよりもお母さんの方が目立ってしまう可能性もあります。卒業式の主役は、あくまでも子どもなのです。
このように、卒業式に履いていってはいけないストッキングはありませんが、時と場所、場合に応じたストッキングを選ぶようにしていれば、基本的に問題ないでしょう。
ストッキングだけでは寒いという場合は?
ストッキングだけだと寒いという方も中にもいらっしゃるかと思います。卒業式は3月に行われるため、地域や季節によっては寒いということもあります。
そんな時はどうやって対処したらよいのでしょうか。
ストッキングだけでは心もとないという方は寒さ対策のために「カイロ」を持ち歩くことをオススメします。
貼れるタイプのカイロを両足の裏に貼り、それ以外は手で持てるカイロを用意しましょう。そして寒い時はそのカイロを足などに当てて温めると良いでしょう。
ストッキングではなくタイツではダメなの?
「ストッキングが寒いのであれば、タイツを履いたら良いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
先ほども書きましたが、基本的にはNGなストッキングというものはないのです。したがって、タイツも派手すぎない色であれば、卒業式であればOKだと言えます。
しかし、タイツは冠婚葬祭のときはオススメはしません。それは、タイツは基本的にはカジュアルなものだからです。
そもそもタイツとストッキングの違いはご存知ではないという方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
違いは生地の厚さの問題です。一般的には、30デニール未満はストッキングとし、30デニール以上の生地のものをタイツと呼んでいます。
タイツでも完全にNGというわけではありませんが、卒業式をフォーマルな場と考えるのであれば、ストッキングの方が無難だと言えます。