春になり暖かくなってくると潮干狩りの季節になってきますよね。毎年この時期は日によっては気温が夏の初めと同じぐらいの気温の日があります。
そこで今回は潮干狩りが例年いつからいつまで楽しめるか、潮干狩りの情報についてご紹介いたします。
そもそも潮干狩りとは?
まず潮干狩りというのはいったいどういうものなのかをご紹介いたします。
潮干狩りというのは…
春(3月頃)の干潮のときに、潮がひいたことによってできた場所(干潟)の磯や浜に立ち入り、貝類や小魚をとったりする遊び
のことを言います。
日本海側では潮の引いているときと、満ちているときの潮の差があまり大きくないので、潮干狩りを楽しむことができるのは太平洋側か瀬戸内海です。
昔の農村漁村の人たちは3月3日のひな祭りの日に行うイベントだったそうですが、今は春の間であれば、かなり長い期間楽しむことができます。
潮干狩りでは小魚というよりは、主に、アサリやシオフキガイ、バカガイなどの貝類が取れることが多いです。
こういった貝類を求めて鳥が群がるので、チドリ,シギ,サギなど、珍しい鳥を見ることもできるので、バードウォッチングも同時に楽しめたりします^^
潮干狩りができる時期っていつ?!
潮干狩りができる時期は、地域や天候、潮干狩りをする場所などにもよりますが、だいたい “3月中旬からゴールデンウィークの終わり” ぐらいまでだと言われています。
この時期を超えると潮干狩りができなくなるのかというと、そうではありません。
あくまで、3月中旬からゴールデンウィークの終わりぐらいまでが最適だという話であり、5月末でも潮干狩りを楽しむことはできます。
では、なぜこの時期が最適なのかというと、実はこの時期というのは、アサリの旬の時期なのです。
潮干狩りで取れる貝類はほとんどアサリです。アサリは例年3月~5月の上旬にかけて産卵期になるので、この時期のアサリは身が大きく、とても美味しいし、よくとれると言われています。
ですので、「アサリをとる」という明確な目標がないのであれば、実を言うと、5月末にはとどまらず、年中いつまででも、潮干狩りを楽しむことはできますよ。
「潮干狩りはいつから、いつまでできますか?」と聞かれることもありますが、この質問の正確な答えとしては、「年中可能です」となるのです(笑)
潮干狩りは有料や無料の場所がある?!
潮干狩りはどこでできるのでしょうか?潮干狩りができる場所は2種類あります。一つは有料の干潟、もう一つは無料の干潟です。
有料の潮干狩り場所と無料の潮干狩り場所、どちらもあるのであれば、当然無料のほうがいいなって思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、“有料には有料の、無料には無料のメリットとデメリット” があります。
有料の潮干狩り場所は人工的にアサリをたくさん撒いているため、たくさん貝をとることができます。
また、シャワーなども完備されている施設が多いので、潮干狩りを楽しむという点では、最高に条件が整っているのです。
しかし、有料の潮干狩り場所はいついつまでのオープンなど期間が決まっていることが多いです。
それに対して無料の潮干狩り場所は、どこに貝があるのか、というところから楽しめるので、見つけたときの達成感は人一倍ですし、天然の貝をとることができます。
しかし、無料の潮干狩り場所のほうが人気であるため、天然の貝は獲り尽されてしまっているということもあり、最悪の場合、獲れない可能性があります。
潮干狩りに行こうと思っている方はどちらが自分の目的に合っているかを考えて選んでみてくださいね。