花粉症の人は2月中旬以降は辛い季節になってきますよね。花粉症を抑える方法があるのであれば何としても知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は花粉症を抑えるのに適していると言われているキムチに含まれる乳酸菌について、ご紹介させていただきます。
そもそも花粉症って。。。
そもそも花粉症とはいったいどのようなものなのでしょうか。またなぜ発症するのでしょうか?そのあたりから探っていきましょう!
植物の花粉が原因で引き起こされるアレルギーの一種で、大人になってから、突然発症することもある病気なのです。
スギやヒノキなどから放出される花粉が鼻や目などに入ることで、体がこの花粉を異物として認識し、その異物を除去しようという働きをします。
したがって鼻水が異常に出たり、くしゃみの回数が多くなったり、目がかゆくなり涙が止まらなくなったりという症状が出るのです。
現在では日本の人口の25%~30%もの人が、花粉症だと言われています。だいたいですが、4人に1人の計算になります。
花粉症の症状を抑える薬などもありますので、花粉症の症状がひどいという方は、病院に行き、医師に相談されることをオススメいたします。
花粉症にはキムチの乳酸菌!!
花粉症を抑えるものとして有名なのが “キムチ” ですよね。キムチを食べることで花粉症が抑えられることが可能なのかどうなのか…!? という話ですが、可能だと思われます。
花粉症というのは、体の免疫システムに問題が生じて発生します。
したがって、この免疫システムの異常を抑えられるかどうかが重要になってきます。
その免疫システムを正常に戻すことができる成分が、乳酸菌!!なのです。キムチには乳酸菌が非常に多く含まれます。
乳酸菌といえば、ヨーグルトとか乳製品を思い浮かぶ人が多いかと思います。しかし、乳酸菌には2種類あるというのはご存知でしょうか?
「植物性乳酸菌」と「動物性乳酸菌」と呼ばれるものです。
ヨーグルトなどに多く含まれるものは動物性乳酸菌で、キムチに含まれるのは植物性乳酸菌です。
では、植物性乳酸菌と動物性乳酸菌ではどちらのほうが、花粉症をおさえることができるのでしょうか。
ここまでくるとお気づきの方も多いかもしれませんが、「植物性乳酸菌」になります。ということは、ヨーグルトとキムチであれば、キムチを食べる方が花粉症を抑えるには向いているということになります。
植物性乳酸菌は胃酸で分解されることがないので、そのまま腸まで届きます。そのため、植物性乳酸菌は腸内環境を整えてくれるのです。
腸内環境を整えることがとっても大事
キムチが花粉症の症状を抑える働きがあるということは理解された方も多いかと思いますが、さらに踏み込んでみましょう!
キムチを食べると、先ほども言ったように腸内環境を整える作用があります。これが実は花粉症を抑えるうえで最も重要なことなのです。
キムチを食べるというのはあくまで手段にすぎません。花粉症をおさえるには、腸内環境を整えることを意識しなくてはなりません。
ただキムチを食べるということではなく、腸内環境を整えてくれるようなキムチを選ぶ必要があります。
例えば、下記のようなものを含んでいるキムチを選ばれることを、個人的にはおススメ致します。
・イカの塩辛
・イワシの塩辛
・アミの塩辛
・エビの塩辛
・イシモチの塩辛
このような食べ物には、植物性乳酸菌を作り出す元となる成分が含まれているので、意識してみてはいかがでしょうか。
ぜひぜひキムチを食べて、花粉症から自分の体を守りましょう!